タイヤの正しい保管方法とは?長持ちさせる置き方と注意点を解説
2026.10.13
札幌では、夏タイヤとスタッドレスタイヤを季節に合わせて交換するため、外したタイヤを数か月間保管することになります。その際、「物置にそのまま置いても大丈夫?」「横置きと縦置きはどちらがいい?」と迷う方も多いのではないでしょうか。
タイヤはゴム製品のため、保管方法によって劣化の進み方が変わります。正しく保管するためには、汚れや水分を落とし、直射日光などを避けることが基本です。また、ホイールの有無によって適した置き方も異なります。
今回は、新日本タイヤ販売株式会社がタイヤを良い状態で保管するためのポイントを解説します。
Contents
タイヤを保管する前に汚れを落とす
車から取り外したタイヤには、泥や砂、融雪剤などさまざまな汚れが付着しています。そのまま長期間保管するのではなく、まずは汚れを落としましょう。
基本的には水を使って洗い、汚れが残っている場合はブラシなどを使います。ホイール付きの場合は、普段洗いにくい裏側もきれいにしておくとよいでしょう。
洗った後は、風通しのよい場所で十分に乾燥させます。濡れた状態で保管すると、カビやゴムの劣化、ホイールのサビにつながる可能性があります。
ホイール付きタイヤは横置きで保管する
タイヤの正しい置き方は、ホイールが付いているかどうかによって異なります。
ホイール付きのタイヤは、横向きに寝かせて保管するのが基本です。ホイールが付いた状態で縦置きすると、その重さが接地部分に集中し、タイヤが変形する可能性があります。
長期間積み重ねる場合は、ときどき上下を入れ替えることで、特定のタイヤだけに負担が集中するのを防げます。また、ホイール付きで長期間保管するときは、空気圧を通常の半分程度まで下げる方法も推奨されています。
ホイールなしのタイヤは縦置きが基本
タイヤ単体で保管する場合は、横置きではなく縦置きが基本です。
ホイールがないタイヤを積み重ねると、下になったタイヤの側面に負担がかかり、変形する可能性があります。縦置きにしたうえで、ときどきタイヤを回転させ、同じ部分が長期間床に接触しないようにするとよいでしょう。
また、床に直接置くとタイヤに含まれる成分によって床が汚れることがあります。段ボールなどの敷物を用意して、その上に置く方法がおすすめです。
直射日光や雨を避けて保管する
タイヤの保管方法で特に重要なのが、保管場所です。
タイヤは紫外線や雨、水分などの影響を受けるとゴムの劣化が進みやすくなります。そのため、直射日光や雨が当たらない、涼しく暗い場所を選びましょう。
屋外しか保管場所がない場合は、タイヤカバーなどを使用して紫外線や雨から保護することが大切です。
また、油類やストーブなどの熱源、電気火花が発生する装置の近くも避ける必要があります。タイヤ単体の場合は、内側に水や異物が入らないようにすることもポイントです。
保管していたタイヤは装着前に点検する
正しい方法で保管していても、タイヤの劣化を完全に止めることはできません。そのため、次のシーズンに装着するときには状態を確認しましょう。
残り溝だけでなく、タイヤの側面や溝にひび割れがないか、変形や傷がないかを確認します。スタッドレスタイヤの場合は、ゴムの硬さも冬道での性能を判断する重要なポイントです。
「昨シーズンまで問題なく使えていたから大丈夫」と判断せず、履き替えるタイミングで状態を確認することが安全につながります。
タイヤを保管する場所がない場合はどうする?
タイヤ4本を適切に保管するには、ある程度のスペースが必要です。特にマンションやアパートでは、室内に保管するのが難しい場合もあるでしょう。
無理にベランダなどへ置いて雨や紫外線にさらしてしまうより、タイヤを預かってくれるサービスを検討する方法もあります。自宅でタイヤを運んだり保管場所を確保したりする負担を減らせる点もメリットです。
保管サービスを利用するときは、料金だけでなく、どのような環境で保管されるのかも確認して選びましょう。
まとめ|正しいタイヤの保管方法で劣化を抑えよう
タイヤの保管方法で大切なのは、取り外した後に汚れを落として十分に乾燥させ、直射日光や雨、熱などを避けて保管することです。
また、ホイール付きなら横置き、タイヤ単体なら縦置きと、状態に合わせて置き方を変えることもポイントです。適切に保管することで、変形や劣化を抑え、次のシーズンも良い状態で使用しやすくなります。
新日本タイヤ販売株式会社では、タイヤ販売・交換をはじめ、タイヤの状態に関するご相談にも対応しています。「保管していたタイヤを今年も使えるかわからない」「ひび割れや減り方が気になる」という方も、お気軽にご相談ください。
正しい保管と定期的な点検で、大切なタイヤをより良い状態で使い続けましょう。